こんにちわ!今日はナーシングホームで働く介護士さん、看護師さんのセルフケアのお話です。
ナーシングホームでは日々、介護士さん、看護師さんがたくさんの入居者様の支援を行なっておりますが、医療ケア、介護ケアを多く必要とする重症者も多く、入居者様とのお別れも多く経験します。一生懸命関わる中で、やりがいと同時に時には喪失感を感じることもあり、精神的な疲弊を感じることも多くあるかと思います。
「もっとこうすればよかったのにな。」とか「もっと話したいことあったな。」などと後悔も感じることもありますが、「できたこともたくさんあったな。」と肯定的な部分に視点を置いて考えることが大事だと考えています。
ナーシングホームのスタッフにおいてメンタルヘルスはとても重要です。プラーナは組織全体としてメンタルヘルスについて意識し、取り組んでいますので一部ご紹介します。
1.定期的な体調を数値化し、スタッフ自身が確認します。
プラーナではスタッフ自身でオンラインでアンケートに回答することで、自身の身体的体調、精神的体調、仕事に対する気持ちを数値化できる仕組みを導入しています。これは毎月定期的に実施し、5分程度で確認できます。自身の変化に気づくために行なっています。プライバシーは確保され、スタッフ個別のIDとスタッフ自身で決めたパスワードを使用しています。結果判定後、おすすめの対応方法などをシステムからアドバイスしてもらえます。
2.セルフケアに関する研修の実施
ストレス管理やメンタルヘルスに関するトレーニングや研修機会を設け、スタッフがセルフケアのスキルを身につけられるようサポートし、理解を深めます。
3.ご家族様や入居者様からいただいた感謝や想いの共有をしています。
プラーナのスタッフがいただいた感謝や、ご家族様、入居者様のお声を社内情報共有ツールを使用して共有します。スタッフのケアや普段の関わりについていただく感謝を社内で共有することはプラーナ設立当初からの伝統です。振り返りにもなり、メンタルケアへの効果も期待できます。
これらのアプローチを組み合わせることで、ナーシングホームで働くスタッフののメンタルヘルスを支援し、より健康で安心して働くことができる組織を目指しています。
人と関わること、支援をすることは本当に大変ですが、自身で選んだ仕事として誇りをもって頑張るスタッフが多い介護、医療の業界ですので、メンタルヘルスケアや健康についてプラーナはしっかりと向き合っていきたいと考えています。
それではまた!
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